霧島市議会議員
山口 ひとみ
HITOMI YAMAKUCHI
プロフィール
1978年鹿児島県出水市にて出生。
警察官の父の転勤に伴い、鹿児島県内各地を転々とする。
鹿児島短期大学児童教育学科卒(現在の国際大学)
保育士・幼稚園教諭・小学校教諭免許・司書教諭資格。
福祉住環境コーディネーター・福祉用具専門相談員
鹿児島県森林インストラクター
霧島市ふるさと創生有識者会議委員
中小企業庁地域人材コーディネーター
あさひ幼稚園PTA会長
霧島市私立幼稚園・認定こども園PTA連絡協議会会長

こんにちは、山口ひとみです。
感謝の思いが私の原点
小さい頃は親の転勤で、県内各地を転々としてきました。
鹿児島県内どこに行っても、地域の方は転勤後の心細かった私たちを温かく包み込むように、迎え入れてくださいました。
特におじいちゃんやおばあちゃんたちは、引っ込み思案だった自分を、地元の子どもたちの輪の中に入れてくれたり、
登下校中や、行事のたびに、名前を呼んで声をかけてくださったり、話を聞いてくれたり。
両親も知らない小さな温かい思い出が、たくさんあります。
そんな私ですが、今の夫と結婚してから霧島に住むようになりました。
今、住んでいる富隈地区は、幼稚園のころ住んでいた地区です。
親族が近くにいない中での子育ては、なかなか大変なことも多いものでした。
地元出身の人、同じように転勤してきた人、多くの友達ができました。
本当に地域に支えられながら子育てをしてきました。
「生まれ育った故郷」がない自分ですが、すでに人生で一番長い時間を過ごしている霧島市。
そして、5人のわが子たちにとっては、生まれ育った「ふるさと」の霧島市。
わが子や友人の子どもたちが、どこで活躍することになろうとも、
霧島市で過ごしたことに誇りをもって生きていくことができるように。
わたしは、いつか頂いたあたたかな思い出を、次にここで過ごす人にお返しするような気持ちで、過ごしています。
感謝の想いが私の活動のベースにあります。
正義のぶつかり合いではなく、対話を大切に
10年ほど前から、現在進行形で、地元のお母さんたちや専門家の方々と一緒になって、
民間の立場から子育て支援やまちづくりに取り組んでいます。
子育て支援カフェcafemomo、家事代行マミーズホームヘルパー、マタニティサポートカフェ、
霧島氏こどもの発達環境研究会、そのほかいろいろ・・・。
いつも意識しているのは、「今、当たり前と言われている困難は、本当に困難なこと?」
・・・と課題についての既成概念や、解決方法の既成概念自体を再度問い直し、分析して取り組む姿勢を大切にしています。
また、今まで多くの会合に参加してきましたが、
課題の抽出と検討をもとに「お互いの正義を戦わせるだけ」では、結局堂々巡りになったり、ネガティブな言葉があふれたりする場面を多く見てきました。
逆に、ビジョンが定まった瞬間に、多くの人が共感し、力を合わせ、想像以上の成果を出していく場面も多く見てきました。
特に、お母さんたちの「できない!」を「できる!」に変えるパワーは、本当に奇跡のようで、心が震えます。
これから、これまで体験したことのない人口減少社会が到来するといわれています。
これまでの常識や考え方を、急速に転換しながら、優先順位をつけて解決していかねばなりません。
少ない予算や既得権益を取り合うのではなく、「その先のあるべき未来」を目指して、皆で考えて解決していく。
そんな解決方法をとりながら、皆さんと一緒にあたたかい未来を作っていきたいと考えています。
どんな時代も子どもは未来を創るもの
「子どもは未来を創る」皆さんが知っている言葉です。
でもどれだけの場所で、「リアルに子どもと一緒にまちづくり」をしようと考えているでしょうか。
まちの在り方、自治の形、経済の流れ、労働のこと、健康のこと、そして「協働の楽しさ」。
どんな子供でも、平等にある子どもでいられる時間。
子どもへの敬意をもって、すくすくと育つ環境を作っていきたいと考えています。