top of page
執筆者の写真山口ひとみ

公共住宅の利活用について

更新日:2019年4月23日

霧島市は、1市6町が合併した市です。 その面積、なんと東京23区とほぼ同じ! 合併して10年以上がたちますが、もともと旧市町のときの公共建築物・施設がたくさんある状態で、『公共施設保有数』が突出して多いのが特徴です。

極めて公営住宅の保有数が多い。

また、世帯当たりの管理戸数の状況は、県内他市に比べてどのような状況か。

(答) 現在の入居率は78.1%、空室率は21.9%。管理戸数は多い状態であり、縮減を図っている。

霧島市

鹿児島市

鹿屋市

薩摩川内市

人口当たり

3.6

1.9

2.1

2.7

世帯当たり

7.5

4.1

4.3

6.2

(問) 入居率を上げるための個別改善について、内容はどのようなものか?1戸当たりの概算予算は?

(答)水回りの三点給湯や水回りの改修が主で、1戸当たり250万~280万程度かかる。


溝辺

254

308

横川

109

227

牧園

205

158

霧島

121

77

福山

181

134





(問)中山間地域の見込み管理戸数と、予測される必要戸数のバランスに地域差がある。特に供給過剰な横川や溝辺は、先進地域のように、住戸の「目的外使用」など地域対応の検討をしていくべきである。本市では、このような目的外使用をした事例があるか?

(答)目的外使用としては、1室を自治会の集会所とした事例がある。

(提案)公営住宅法「社会福祉法人等の使用」、補助金適正化法第22条の「目的外使用」、地域再生法による「目的外使用」を根拠に活用が可能である。住宅ストックは貴重な資産である。地元と連携し、積極的にまちづくりに活用し、地域の生活支援など地域課題の解消や地域力の向上のために、住宅資産の活用を検討していくことを提案する。







閲覧数:16回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page